翔ぶが如く1巻 310ページ
ここを読むたび、泣いてしまう…
つか、この写真では読めないね(笑)
タイトルのまんま、翔ぶが如く1巻310ページ。
西郷隆盛(また西郷かッッ!!……と思わないで…)という人を
分かりやすいようで、分かりにくく表現した言葉、というか
豊前中津(現在の大分県)隊 隊長増田宋太郎氏が残した言葉
(司馬氏によると)
この言葉を発するに至るまでの簡単な説明をすると、
西南戦争の終盤辺り、これはもう負けてまうーと悟った
西郷どんは西郷軍を解散するわけですね。そこで、他県から
西郷軍へ応援に来てくれてた、(生き残った)中津隊の方々
も国に帰ることになったわけですが、隊長の増田氏だけが
「ワシは帰らんよ!」と。
「なんでやねん!」←中津隊員達
(※ ↑ 関西人ではなく、あくまで大分県人です)
増田氏は隊長だっただけに、隊員と違って、西郷どんに会う
機会(軍議とかね)が多々あって、会ってない隊員達には
分からない彼なりの西郷どんへの思いがあったようです。
そんで、コレを ↓
かの人はまことに妙である。
一日かの人に接すれば一日の愛生ず。
三日かの人に接すれば三日の愛生ず。
しかれども余は接するの日をかさね、
もはや去るべくもあらず。
いまは善悪を越えて、
この上はかの人と死生を共にするほかない。
時代もあるんだろうけど
そんな風に他人に対して感じたことがまずないし、
自分もまた、他人にそう感じてもらうことは絶対ない。
これからもありそうにないし…。
だからこそ、もっと 知りたい!! と思わせる
この西郷どんの 魅力!! (笑)